『反撃編』から登場したAI研究の大学院生・二階堂忍(演:横浜流星)と黒島沙和の純愛模様は、物語終盤の最大のドラマ要素でした。不器用ながらも惹かれ合い、恋人関係となった2人でしたが、二階堂自身が開発したAIプログラム「菜奈ちゃんAI」の分析によって、犯人確率89%という残酷な結果が叩き出されます。
愛する女性が連続殺人鬼であるという現実に直面した二階堂は、一度は手塚翔太(演:田中圭)を締め落として黒島を庇おうとするなど、極限の葛藤に苛まれました。しかし、黒島の本心は「二階堂に自分を殺害してもらうことで完全な愛を完成させる」という歪んだ願望に到達していました。
最終回、翔太と二階堂の説得により黒島は警察に身柄を拘束されます。取り調べ室で面会した二階堂に対して見せた、どこか空虚で切ない笑顔は、2人の破滅的な関係の終焉を象徴する名シーンとなりました。