クロスギルドの表面的なトップは千両道化のバギーとされている。世間や海軍の新聞報道ではバギーが四皇の一角として扱われているが、実質的な主導権と影のブレインを担っているのはサー・クロコダイルその人だ。
資金繰りに苦しむバギーの弱みと貸しを巧みに利用し、インフラと実務を掌握。ミホークという圧倒的な個の武力を盾にしつつ、自らはビジネスの舵を取る。海軍側からすれば、危険な武闘派と最凶の頭脳が手を組んだ悪夢のような組織である。
海兵に懸賞金をかける構造は、世界の民衆すら巻き込むマネーゲームへと発展した。かつて犯罪会社を運営した経験が、新世界のパワーバランスを再定義する強烈な仕組みへと結実している。