深田恭子のグラビア黄金期を語る上で欠かせないのが、男性週刊誌の表紙を彩った数々の深田恭子 水着ショットです。とりわけ『週刊プレイボーイ』や『FLASHグラビア』における巻頭特集は、掲載号が発売されるたびに即座に完売店が続出するなど、出版不況と言われる時代において異例の社会現象を引き起こしました。
そのインパクトを決定づけたのが、ハワイの波に乗るサーフィン写真です。幼少期からの水泳経験で培われた抜群の水感と体幹を活かし、プロサーファーさながらの波乗りを披露する姿は、従来のグラビアにあった「作られたポーズ」を完全に凌駕するダイナミズムを放っていました。
出版関係者の取材によると、当時の誌面作りでは「肌の露出度」よりも「波と一体になるアスリートとしての美しさ」に焦点が当てられていました。水飛沫を浴びながら弾ける笑顔、日差しを受けて引き締まった太ももや背筋のラインは、いやらしさを一切感じさせず、老若男女の誰もが爽快感を覚える表現として広く受け入れられたのです。