部首としての「女(おんな・おんなへん)」は、部首自体の画数が3画です。漢検や辞書で部首検索を行う際は、全体の総画数から部首の3画を引いた「残りの画数」で探すケースと、全体の「総画数」で探すケースの2通りがあります。まずは学校教育や公用文で頻出する常用漢字を、総画数別・小学校の配当学年順に整理しました。
小学校で最初に習うのは、1年生の「女」に始まり、2年生で「妹」「姉」、3年生で「始」、4年生で「好」、5年生で「婦」と、身近な親族や基礎動詞が中心です。中学校以降になると「妥」「威」「婚」「娠」「嫁」といった社会生活やライフステージに関わる語彙が加わります。
日常的によく使われる主な常用漢字の一覧は以下の通りです。
【総画数 6画】
・好(小学校4年):このむ、すく、よい。女子が並ぶ姿、または母と子の親愛を表す。
・如(中学校):ごとし、しく。しなやかに従う、ありのままの意。
・妃(中学校):きさき、ヒ。皇族男子の妻を表す高貴な文字。
【総画数 7画】
・妥(中学校):おだやか、タ。「妥協」「妥当」など、手でなだめて落ち着かせる意味。
・妊(中学校):みごもる、ニン。「妊娠」など、命を宿す意。
・妙(中学校):たえ、ミョウ。若々しく美しい、極めて優れている意。
【総画数 8画】
・妹(小学校2年):いもうと、マイ。年若い女性。
・姉(小学校2年):あね、シ。年上の女性、尊称。
・始(小学校3年):はじめる、はじまる、シ。物事の起こり、手をつけること。
・委(小学校3年):ゆだねる、イ。任せる、細やかである意。
・姓(小学校5年):セイ、ショウ。血統や家系を示す名。
・妻(小学校5年):つま、サイ。配偶者の女性。
【総画数 9画】
・威(中学校):いばる、おどす、イ。「威厳」「威風」など、人を圧倒する力。
・姻(中学校):イン。「婚姻」など、婚姻によって生じる親族関係。
【総画数 10画】
・姫(中学校):ひめ、キ。貴人の娘、美しい女性。
・娘(中学校):むすめ、ジョウ。年若い未婚の女性。
・娠(中学校):シン。「妊娠」に用いられる。
【総画数 11画〜13画】
・婦(小学校5年・総画11画):ふ、フ。箒(ほうき)を持って家事を執る成人女性。
・婚(中学校・総画11画):コン。「結婚」など、夕暮れに行われた古代の婚姻儀礼に由来。
・婿(中学校・総画12画):むこ、セイ。娘の夫。
・嫁(中学校・総画13画):よめ、とつぐ、カ。他家に嫁ぐ女性。
・嫉(中学校・総画13画):そねむ、シ。「嫉妬」など、ねたむ感情。