ステップファミリーとしてスタートを切った夫妻にとって、最大のミッションは「子どもの健やかな成長」でした。大塚さんが1999年4月に出産した長男は、2026年現在で27歳を迎えています。
かつて週刊誌各社が報じた運動会や学校行事の現場では、ビデオカメラを構えて息子の姿を熱心に追う田辺さんの姿が幾度となく目撃されていました。学校は芸能人の子弟が多く通う都内の名門私立(成城学園など)と報じられていましたが、田辺さんは「義理の父」という肩書を意識させないほど自然体で接し、息子が描いた絵を褒め称えたり、サッカーの練習に付き合ったりと、本物の親子以上の絆を地道に育んでいきました。
現在、息子さんは芸能界の道には進まず、一般の社会人として自立した生活を送っています。学生時代から写真や芸術に関心を持ちながらも、親の七光りに頼ることなく自らの道を歩んでいると伝えられます。大塚さんは近年のライフスタイル誌の手記で、「息子が自分の力で歩き出したとき、肩の荷が下りたと同時に、夫と2人で過ごす時間の豊かさを改めて実感した」と述懐しています。
また、元夫である三代目魚武濱田成夫氏との関係についても、離婚後は大塚さんが親権を持ち、適切な距離感を保ちながら毅然と家庭を守り抜きました。田辺さんが父親としての重責を逃げずに全うしたからこそ、家族の情緒的な基盤が崩れることはありませんでした。