杏露酒に関して、意外と知られていない重要なファクトと保存上の注意点があります。
1つ目の盲点は、「杏仁(あんにん)の風味」との関係性です。杏露酒はアンズの果肉と果皮をじっくり漬け込んで作られていますが、アンズの種子(杏仁)の持つ香気成分も浸出液に溶け込んでいます。そのため、飲むとどこか杏仁豆腐を想起させるオリエンタルで上品な芳香が漂うのです。
2つ目の盲点は、「開封後の保存方法」です。アルコール度数14%のリキュールであるため、開封後すぐに腐敗することはありません。しかし、果実由来の繊細な風味とハチミツのコクを損なわないためには、開封後はしっかりとキャップを閉め、冷暗所または冷蔵庫のドアポケットで保管し、2〜3ヶ月を目安に飲み切ることが推奨されます。