今注目を集めている カマキリの食べ物完全ガイド!生き餌から代用食・拒食対策まで徹底解説について、多角的な視点を整理して公開しています。
カマキリは視覚で動く獲物を認識し、電光石火のスピードで前脚(鎌)を伸ばして捕食する典型的な「待ち伏せ型捕食者」です。そのため、飼育下における最も理想的かつ自然な主食は、栄養バランスに優れた生きた昆虫です。
昆虫飼育の現場や専門ショップで広く流通している生き餌にはそれぞれ特徴があり、カマキリのサイズや成長ステージに応じて最適な種類を選ぶ必要があります。
野外採集およびペットショップで購入可能な主要な生き餌の特性を整理したものが下表です。
餌の種類(生き餌)特徴・栄養価適した成長段階入手性・飼育難易度バッタ・イナゴ野生下の主食。高タンパクで食いつき抜群中齢幼虫〜成虫夏〜秋の草むらで採集可能(購入はやや難)ヨーロッパイエコオロギ皮が柔らかく消化が良い。水分・タンパク質のバランス◎幼虫(Sサイズ)〜成虫(Lサイズ)爬虫類店や通販で通年入手可能(1匹あたり15〜25円)フタホシコオロギ肉付きが良く食べ応えあり。大型カマキリに最適亜終齢幼虫〜大型成虫通年入手可能。顎の力が強いため怪我に注意ミルワーム脂肪分が高い。動きが鈍いためピンセット給餌向き中齢〜成虫(おやつ程度)ペットショップで安価に入手可能(1パック200〜400円)ショウジョウバエ微小で活動的。孵化直後の幼虫の生存率を劇的に高める初齢〜2齢幼虫飛ばない「フライトレス種」が通販等で入手容易アブラムシ柔らかく栄養豊富。孵化したての幼虫の天然食初齢〜2齢幼虫春〜初夏に植物の新芽から無農薬のものを採取
生き餌を与える際の鉄則は、「カマキリの頭部から胸部までの大きさ(体長の半分以下)」のサイズを選ぶことです。カマキリより大きすぎる餌や、反撃力の強い獲物は、逆にカマキリが警戒して逃げ出したり、反撃を受けて傷ついたりする事故につながります。