地上波での放送時間が削られる一方で、受け皿として強力に推し進められているのがデジタルプラットフォームへの誘引だ。NHKが展開する公式アプリ「NHKラジオ らじる★らじる」では、聞き逃し配信やオンデマンド機能の拡充が急速に進められている。
さらに、民放ラジオ配信プラットフォームである「radiko」でもNHK音声コンテンツの配信が広がっており、スマホやPCを使った試聴スタイルへの完全移行が促されている。電波の届きにくい地域やタイムリーに放送を聞けない多忙な層にとっては便利になる反面、従来のラジオ受信機だけで生活してきた高齢層へのサポートが大きな課題として残る。