コストコ利用者の間では、折り込みチラシがないことを不便に感じる声と、むしろ「チラシがないからこそ価格に集中できる」と肯定的に捉える声が混在している。SNSや知恵袋、5ちゃんねるのコストコ関連スレッドでは、次のような投稿が定期的に見られる。
「新聞にコストコのチラシが入ってないのは知ってたけど、理由を考えると確かに会員制だもんな」「セール情報はアプリとメルマガで十分。むしろ紙のチラシが溜まらなくて楽」「母が毎週スーパーのチラシをチェックする習慣だけど、コストコはアプリを見せたら最初は戸惑っていた」。一方で、「ネットが苦手な高齢の会員にはアプリはハードルが高い」「店舗に行かないと安くなってるかわからないのは不便」という声もあり、デジタル配信への移行に伴う世代間ギャップが浮き彫りになっている。
現場の倉庫店を観察すると、入り口付近の特価ボードをスマートフォンで撮影する来店客が後を絶たない。特に土日の開店直後は、特売情報を求めて入口前に人だかりができる。折込チラシの代わりに「店頭の掲示を撮影して家族やSNSで共有する」という行動が、現代のコストコにおける情報流通の一形態として定着している。ネット上では、一般利用者が倉庫店の値引き情報を投稿する「#コストコ特価」「#コストコ値引き」といったハッシュタグも活発で、これらが非公式ながら強力な情報源になっている。