築100年銭湯がカフェに!香川「藝術喫茶清水温泉」の評判と魅力

築100年銭湯がカフェに!香川「藝術喫茶清水温泉」の評判と魅力

築100年銭湯がカフェに!香川「藝術喫茶清水温泉」の評判と魅力に関する深掘り記事を速報でお届けします。関心のある方は必見です。

多度津町の歴史的景観を象徴する「清水温泉」は、大正末期から平成初期(1980年代末)まで約60年以上にわたり地域住民に愛され続けた公衆浴場でした。内風呂の普及や建物の老朽化によって惜しまれつつ廃業して以降、長らく静寂に包まれていたこの空間に転機が訪れたのは2017年のことです。

過疎化が進む町に再び人の流れを呼び戻し、観光と地域経済の起爆剤にしようと有志が結集。「銭湯遺産を活用したまちづくり」を決断し、大規模な改修プロジェクトが始動しました。ボロボロになった床板を剥がし、耐震補強を施しながらも、男湯と女湯を隔てる番台や壁面のタイル、湯沸かしの配管といった歴史の痕跡を極力残す方針が貫かれました。

そうして2018年(平成30年)5月、元銭湯を大胆にコンバージョンした「藝術喫茶清水温泉」がグランドオープンを果たします。内装のロゴマークや壁面イラストには、独特の温かみとユーモアを漂わせる画家・ヒダカナオト氏を起用。昭和の生活臭を残す銭湯建築と、エッジの効いたポップカルチャーが融合した「ネオレトロ」の先駆的事例として、全国から熱い視線を集めることとなりました。

現在では喫茶店舗にとどまらず、徒歩1分の場所にある古民家を再生した土産店「龍のキャンバス(おのみち屋内)」と連動。清水温泉のオリジナルグッズやヒダカナオト氏の作品を販売し、町歩きを促すハブ拠点としての機能を拡張し続けています。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。