日本国内の世論と、海外から見た日本の評価にも興味深い乖離が存在します。内閣府の「外交に関する世論調査」などを参照すると、日本人が親近感を感じていない国(好感度が低い国)の上位には、ロシア、中国、北朝鮮が圧倒的多数でランクインしています。安全保障上の懸念や領土問題、度重なる威嚇が直接的な要因です。
では、逆に「日本人が嫌われている国」は存在するのでしょうか。
国際的な意識調査において、日本に対する否定的な感情が突出して高いのは中国と韓国です。歴史認識問題や領土問題が政治・教育を通じて強調される局面において、反日感情が高まる構造が長年続いてきました。ただし、民間レベルでは日本のアニメやJ-POP、日本製品、訪日観光の人気が非常に高く、「国家・歴史問題としては反発するが、文化や国民個人には好意的」という複雑な二面性が見られます。