焼き鳥店やスーパーで目にする鶏軟骨には、大きく分けて「ヤゲン軟骨」と「膝軟骨(げんこつ)」の2種類が存在します。両者は見た目や食感だけでなく、含まれる脂質量やカロリーにも明確な違いがあります。
【ヤゲン軟骨(胸軟骨)の特徴】
鶏の胸骨の先端にある舟形(薬研に似た形)の軟骨です。肉がほとんど付いておらず半透明で、コリコリと硬めの心地よい歯ごたえが特徴。脂質がわずか0.4%程度と驚異的に低く、純粋にタンパク質とカルシウムを補給したいボディメイク派に最も適しています。
【膝軟骨(げんこつ)の特徴】
鶏の膝関節部分にある丸みを帯びた軟骨です。関節の周囲に適度な肉や皮、脂が残っているため、ヤゲン軟骨に比べてジューシーでコクがあります。カロリーは100gあたり約100〜140kcalとヤゲン軟骨より高めになりますが、その分コンドロイチンやコラーゲンの密度が高く、濃厚な旨味を楽しめます。
引き締めやウエイトコントロールを最優先するなら「ヤゲン軟骨」、関節ケアや食べ応え・濃厚なコラーゲン補給を重視するなら「膝軟骨」といった具合に、目的に応じて賢く選び分けましょう。