ネット上の自動車コミュニティやSNSで長年議論が続く「アルトとミライース、実際に買うならどちらが経済的なのか」という疑問に対し、技術仕様と実際の運用データを突き合わせて検証しました。
スズキ アルトの実燃費評判を分析すると、地方のバイパス通勤などではカタログ値に迫る25km/L超の報告が頻発しています。その主たる要因は、車両重量710kg前後という驚異的な軽さと、エンジンを効率よくアシストするマイルドハイブリッドの協調制御にあります。アイドリングストップからの再始動も静粛かつ瞬時であり、ドライバーが無意識にアクセルを踏み込みすぎる挙動を抑制します。
対するダイハツ ミライースの燃費比較における最大の武器は、ハイブリッドシステムをあえて搭載しない「純内燃機関による軽量化と低コスト化」です。車両本体価格がアルトのハイブリッド仕様に比べて安価に設定されているため、初期購入費用を含めた総支払額(TCO:総所有コスト)で計算した場合、走行距離が年間5,000km以下のライトユーザーであればミライースの方が最終的な支出を低く抑えられる計算が成立します。