視聴者の口コミやネット掲示板、SNSの投稿を分析すると、アンチ的な意見を持つ人々の主張には明確な共通点が存在します。
1. テレビ露出過多による「見飽きた」感とマンネリ化
テレビをつければ毎日のようにゴールデン帯のバラエティやグルメロケに登場するため、視聴者側の受け入れキャパシティを超えてしまっている側面があります。特に旅番組やグルメ番組でのリアクションは一定の型が完成されているがゆえに、「どこを見ても同じ内容に見える」という疲弊感を生んでいます。
2. テレビ局による「好感度ゴリ押し」への反発
民放各局が「誰も傷つけない笑い」「安心・安全なタレント」として重宝しすぎた結果、演出側がふたりを「人格者」「善人」として持ち上げすぎる構成が目立ちます。過度な美談化や聖人扱いは、一部の視聴者に「作為的なゴリ押し」として映り、反感の引き金となります。
3. エッジの効いた尖ったお笑いを好む層からの物足りなさ
M-1グランプリ2007を制した当時のサンドウィッチマンは、コワモテの外見と緻密なボケ・ツッコミの切れ味で衝撃を与えました。しかし現在の冠番組では、幅広い世代に配慮したマイルドな進行が求められるため、深夜番組的なトゲや予測不能なお笑いを求める層からは「面白くない」「ぬるい」と評されてしまいます。
4. 定番ギャグの擦られすぎに対する倦怠感
伊達みきおの「カロリーゼロ理論」や富澤たけしの「ちょっと何言ってるか分からない」といった代名詞的なフレーズは、数年間にわたりバラエティ番組で幾度となく反復されてきました。初見での爆発力が高かったフレーズほど、擦られ続けることで消費期限を迎えたと感じる視聴者が増えています。
5. 漫才・コントをテレビで見る機会の激減
現在の活動の中心がスタジオMCやロケ番組の進行にシフトしたため、ライト層の目には「芸人」というよりも「無難な司会者」として映る機会が増加しました。本業のネタを見る機会が限られることが、純粋なお笑いとしての評価を薄れさせる要因になっています。