慶進高校の学力水準を測る上で、まず押さえるべきはコースごとの明確な難易度差です。高校から入学する高等部には、国公立大学や難関私立大学の一般選抜突破を目指すアドバンスコース(偏差値およそ60〜62)と、大学・短大進学から専門学校、総合型選抜まで幅広く対応するグローバルコース(偏差値およそ48〜52)が設置されています。
入試データおよび模試判定基準の推移を見ると、アドバンスコースの合格難易度は県立上位進学校(宇部高校や小野田高校など)の併願先・滑り止めとしても定着しており、確実な基礎力と応用記述力が求められます。一方、グローバルコースは基礎学力を着実に身につけたい層に向けた柔軟な選抜が行われており、推薦入試や専願入試での受験者も多数を占めます。
また、中学校段階から6年間の一貫指導を行う慶進中学校の中高一貫部(偏差値およそ52〜55)では、中学3年次で高校課程の先取り学習に入るカリキュラムが組まれています。高校受験を挟まない継続的な学習環境を強みとしており、高等部入学生とは異なるルートで難関大現役合格を狙う設計が特徴的です。