ネットニュースやまとめサイトでは、過去のインパクトが強すぎたがゆえに「北斗の拳の一発屋」「錦織圭の一発屋」と安易にカテゴライズされがちです。しかし、この見方は彼らの本質を見誤っています。
キャベツ確認中が属するNSC東京8期生は、尾形貴弘(パンサー)、ジョイマン、もう中学生、スリムクラブなど、強烈な個性と息の長い活躍を見せる実力派が揃った黄金世代です。この競争過多な同期の中で頭角を現した二人は、元来からコントや漫才の基礎体力が非常に高いコンビでした。
彼らは一発屋として消えていった芸人たちとは異なり、「持ちネタの鮮度が落ちる前に、次の武器を実用レベルまで極め抜いた」という決定的な違いがあります。キャラクターものまねを入り口にしつつ、ザコは造形美術・パフォーマンスの最高峰へ、しまぞうッスはスポーツ技能と本格MCへ舵を切りました。過去の栄光にしがみつくのではなく、芸人のアイデンティティを保ったまま実利的な技術を融合させた点こそ、20年以上吉本興業の第一線で看板を守り続けている隠れた真実です。