プロのスリ師が狙う標的とは?警察も驚く手口の真相と2026年最新対策

プロのスリ師が狙う標的とは?警察も驚く手口の真相と2026年最新対策

プロのスリ師が狙う標的とは?警察も驚く手口の真相と2026年最新対策の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

防犯対策に関して、インターネット上や口コミで信じられている知識の中には、プロのスリ師から見れば全く意味をなさない「危険な誤解」が数多く存在します。ここで代表的な3つの誤解を正しておきましょう。

誤解1:「リュックを前抱えにしていれば100%安全」という思い込み
電車内でリュックを胸の前に抱える行為はマナーとしても推奨されていますが、スマートフォンを操作しながらリュックの上に腕を乗せている状態では、下部のサブポケットのファスナーを開けられても気付きません。前抱えにする場合は、ファスナーの引き手が見える位置にあること、そして常に意識を手元に置くことが不可欠です。

誤解2:「キャッシュレス時代だからスリに遭っても大した被害はない」という過信
これは最も危険な誤解です。2026年現在のスリ師が最も狙っているのは、現金そのものよりも「ロック解除が可能な状態の最新スマートフォン」です。犯行グループは背後から暗証番号(パスコード)の入力画面を盗視した上でスマホをスリ取り、数分以内に銀行アプリや暗号資産、キャリア決済を限界まで不正利用します。被害額が数百万円に跳ね上がるケースが報告されています。

誤解3:「海外旅行でのスリ対策は、話しかけてくる人を無視すれば十分」という油断
ヨーロッパや東南アジアなどの海外旅行のスリ対策において、親切そうに近づいてくる人物への警戒はもちろん基本ですが、プロ集団は「親切な地元民」だけでなく「警官の偽物」「小さな子ども連れの母親」「アンケート調査員」など無害に見える擬態を完璧に使いこなします。注意を引かれた時点で背後に別の引き手が回り込んでいるため、物理的な防犯ポーチ(服の下に隠すセキュリティポーチ)の着用が最低防衛ラインとなります。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。