Q1:水カビ病は他のメダカにもうつる伝染病ですか?
A1:厳密には、インフルエンザのように健康な個体へ直接うつる強い感染症ではありません。ミズカビ菌は飼育水中に常に存在しています。ただし、同じ水槽で飼育されている他のメダカも「水質悪化」や「水温の急変」といった同一のストレス負荷に晒されているため、連続して発症する危険性は極めて高いと言えます。発症した個体は速やかに隔離し、本水槽は底床掃除と3分の1程度の水換えを行って衛生環境を改善してください。
Q2:塩浴とメチレンブルー薬浴は同時に併用しても大丈夫ですか?
A2:はい、併用可能です。むしろ現場では「0.5%塩浴+規定濃度のメチレンブルー」の同時使用が初期〜中期の標準治療として推奨されています。塩分によって浸透圧ストレスを和らげ体力を温存させつつ、メチレンブルーで患部の菌糸を叩くという相乗効果が得られます。ただし、複数の魚病薬(例:メチレンブルーと他の抗生物質など)を無計画に混ぜ合わせることは避け、塩+単一薬剤の組み合わせに留めてください。
Q3:水カビ病の治療中、エサは与えても良いでしょうか?
A3:治療開始から最低でも最初の3日間は「完全に絶食」させてください。病気のメダカは消化器官の機能が著しく低下しており、エサを与えると消化不良を起こして死因となります。また、隔離容器は水量が少なく濾過フィルターも効いていないため、残餌や排泄物によって猛烈な水質悪化を招きます。メダカは絶食状態でも1〜2週間程度は生き延びられます。患部の綿が剥がれ落ち、元気に泳ぎ回る回復期に入ってから、ごく微量の消化の良いエサを再開してください。