ネット検索で見受けられる「打ち切り 理由」という不穏なワードですが、出版データおよびWeb連載履歴を精査したところ、打ち切りの事実は一切存在しません。
小説投稿サイト「小説家になろう」発信の本作は、MFブックスより刊行された単行本版が全12巻をもってメインストーリーを美しく完結させています。物語のクライマックスでは、ウサトたちが世界各地の国家や勇者、魔王軍の幹部たちと対峙・和解を重ね、狂気と憎悪に囚われていた黒幕との壮絶な決戦に終止符を打ちます。「巻き込まれ転移者」として始まったウサトが、誰よりも頼もしい「救命団員」として仲間全員の手を取り、未来を切り開く大団円を迎えました。
「打ち切り」という誤認が生じた最大の要因は、「小説家になろう」における本編完結と、書籍版全12巻の完結が極めてスピーディーかつ無駄のない構成であったためです。商業的な引き伸ばしを排し、作家が構想した最も美しい結末で一度幕を閉じたことが、一部のWeb検索アルゴリズム上で「途中で終わったのではないか」という誤ったサジェストを生む原因となりました。