料理研究家の瀬尾幸子氏は、東京都出身。日本大学農獣医学部(現在の生物資源科学部)食品経済学科を卒業後、名料理研究家として名高い猪繁子氏に師事し、料理の基礎と家庭料理の本質を徹底的に叩き込まれました。その後、フリーランスの料理研究家・フードコーディネーターとして独立し、40年以上の長きにわたり第一線で活躍を続けています。
公式プロフィールにおいて生年月日をことさら強調して売り出すスタンスは取っていませんが、大学卒業年度やキャリアの蓄積から見ても、すでに円熟味を増した60代後半のベテラン世代に位置づけられます。しかし、画面越しや紙面から伝わるその語り口は驚くほど軽やかで、決して上から目線にならない温かみと歯切れの良さがトレードマークです。
2026年を迎えた現在も、NHK『きょうの料理』への定期的な出演をはじめ、シニア層や単身世帯に向けた無理のない食事作りの提唱、雑誌連載やムック本の監修など、着実に活動を継続しています。近年増えているSNS専業のインフルエンサーとは一線を画し、「毎日台所に立つ人の手元で、本当に再現できるか」を愚直に追求する職人肌の料理研究家として、出版・料理界から変わらぬ厚い信頼を寄せられています。