寝る前にアイスは本当にNg?太る理由と睡眠の質を守る食べ方

寝る前にアイスは本当にNg?太る理由と睡眠の質を守る食べ方

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「夜に食べると太る」という定説には、体内時計と遺伝子レベルの明確な裏付けがあります。人間の体内には、脂肪合成を促進するタンパク質「BMAL1(ビーマルワン)」が存在します。日本大学薬学部の研究などでも知られる通り、BMAL1の分泌量は午後10時から午前2時頃にかけて1日の最大ピーク(昼間の最大約20倍)に達します。

BMAL1が過剰に分泌されている時間帯にアイスの「高糖質×高脂質」が流れ込むと、エネルギーとして消費されなかった栄養分は、ほとんど無駄なく皮下脂肪や内臓脂肪として中性脂肪に変換されます。代謝が落ちる夜間は活動によるカロリー消費も期待できないため、同じ200kcalのアイスであっても、15時に食べるのと23時に食べるのとでは脂肪蓄積の効率が根本から異なります。

さらに見過ごせないのが消化管への物理的負担と胃もたれです。アイスに含まれる乳脂肪分は、炭水化物に比べて消化に長い時間を要します。脂質を多く含む濃厚なプレミアムアイスの場合、胃の中に滞留する消化時間は約4時間から5時間に及びます。胃腸がフル稼働で消化活動を続けている間、内臓の温度や深部体温が下がらず、深い眠り(ノンレム睡眠)への移行が物理的に阻害されます。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。