Q1:渋皮煮を作るとき、どうしても皮が破れてしまいます。何が一番の原因ですか?
A1:最大の原因は「鬼皮を剥く際に渋皮を深く傷つけてしまったこと」と「煮汁の火加減が強すぎて栗同士が鍋の中でぶつかり合っていること」です。鬼皮を剥く際は渋皮に刃を入れないよう慎重に進め、煮る際は栗が躍らない「ポコポコと小さな気泡が出る極弱火」をキープし、必ず落とし蓋(オーブンシート等)を使用してください。
Q2:生栗をたくさんもらった場合、下処理前の最も長持ちする保存方法はありますか?
A2:生栗は生きているため、常温に置くと急速に乾燥してデンプンが消費され、虫害のリスクも高まります。湿らせた新聞紙で包み、ポリ袋に入れてチルド室(0〜2℃)で保存すると、低温障害を防ぎながら糖度が2〜3倍にアップします。長期保存したい場合は、熱湯に浸けて鬼皮と渋皮を剥き、ペースト状にして冷凍するか、生のまま鬼皮だけ剥いて冷凍保存してください。
Q3:モンブランの栗クリームが固すぎて、モンブラン口金から絞り出せません。どう調整すべきですか?
A3:ペーストの裏ごしが粗いか、水分・油分が不足しています。目の細かい裏ごし器で再度漉したあと、温めた生クリーム(または牛乳)と少量のシロップをティースプーン1杯ずつ加え、ゴムベラで滑らかなツヤが出るまで練り合わせてください。マヨネーズよりやや柔らかい粘度を目指すと、細い口金からも途切れずに美しく絞り出せます。