長らく封印されていた界王拳の併用問題に終止符を打ったのが、『ドラゴンボール超』で登場した「超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(超サイヤ人ブルー)」です。第6宇宙の殺し屋ヒットの「時とばし」に対抗するため、悟空はこの危険極まりない奥義を解禁しました。
超サイヤ人ブルーは、神の気を纏うことで「激しい強さ」と「穏やかな心」「完璧な気のコントロール」を両立させた形態です。余分な気の漏れ出しを完全に抑え込めるこの状態になって初めて、界王拳を上乗せする条件が整いました。
悟空自身、成功率は1割程度と見積もっており、失敗すれば命を落とす大博打でしたが、見事にブルー状態での10倍界王拳、さらには力の大会における20倍界王拳の発動に成功しました。ただし、神の領域であっても反動が消滅したわけではなく、ヒット戦後には体内の気が完全に狂ってコントロールできなくなる「遅延性気の乱れ後遺症」を発症し、日常生活にすら支障をきたすリアルな反動描写が描かれています。