市販薬が効かないレベルの激痛に見舞われた場合、朝まで耐えようとせず公的な医療資源を活用することが重要です。歯が痛い時の夜間対処および休日の歯科救急診療の探し方には確立されたルートがあります。
全国で展開されている救急安心センター事業「#7119」(対応地域外の場合は最寄りの消防署の救急相談窓口)へダイヤルすることで、その時間帯に受診可能な当番医や急患診療所の案内を受けることができます。各都道府県の歯科医師会では、休日・祝日・年末年始に「休日歯科急患診療所」を開設しており、応急除痛処置(歯の削孔による内圧減圧や強力な鎮痛消炎処置)を受けることが可能です。
現場の診療データによると、夜間に救急搬送要請をする患者の約3〜5%に重症歯科疾患が含まれており、無理な我慢は蜂窩織炎(ほうかしきえん)など顔面全体への感染症拡大につながるリスクが報告されています。