港北ニュータウンの喧騒を忘れさせる空間が、施設上層階に広がっている。「港北天然温泉 ゆったりCOCO」だ。地下深くから湧き出る天然温泉を惜しみなく使用した大浴場や露天風呂は、近隣住民にとって週末の癒やや憩いにとどまらない、日常生活の一部として完全に組み込まれている。
近年加速する“温活”や“サウナ文化”の定着に伴い、館内のサウナエリアやリフレッシュスペースは連日活況を呈する。特に平日の夕方以降、仕事を終えたアッパーミドル層や近接するオフィスで働くビジネスパーソンが、心身のリセットを求めて吸い込まれるように入館していく姿が印象的だ。「遠出をしなくても、徒歩や数分のドライブで本格的な温泉とサウナに入れる。この日常の贅沢こそが、この街に住み続ける最大の理由」と、都筑区在住の40代会社員は語る。