水着姿が拡散されるたびに、SNSやネット掲示板(5ちゃんねる、知恵袋など)では「戸籍上の性別はどうなっているのか」「身体のラインはどう保たれているのか」といった詮索の声が上がります。こうした好奇の視線に対し、井手上はこれまでどのような姿勢を示してきたのでしょうか。
井手上は過去のインタビューや自著において、「性別という境界線に自分を閉じ込めたくない」という一貫した哲学を語っています。幼少期に周囲から「男の子らしくしなさい」と否定され、髪を短く切って周囲に迎合しようとした時期の苦悩を告白しつつも、母親からの「漠は漠のままでいいんだよ」という絶対的な受容の言葉によって救われた原体験を持っています。
ネット上では「性別適合手術を受けたのではないか」「女性ホルモンを投与しているのか」といった無遠慮な憶測が飛び交うこともありますが、本人は医療的な処置について軽々に語ることはせず、「ありのままの自分を愛し、毎日のスキンケアやトレーニングで理想の姿をつくる」という自己管理の姿勢を貫いています。水着姿を見たユーザーの反応も、初期の「男なのか女なのか」という詮索から、次第に「純粋に人として美しい」「努力の結晶であるスタイルに脱帽する」というポジティブな敬意へと大きくシフトしています。