電子レンジのアース線は本当に不要?付けない危険性と賃貸の解決策

電子レンジのアース線は本当に不要?付けない危険性と賃貸の解決策

電子レンジのアース線は本当に不要?付けない危険性と賃貸の解決策の詳細について、専門知識を基に徹底解説します。

アース端子が見当たらないからといって、身の回りにある金属配管に接続することは極めて危険であり、電気設備技術基準で厳格に禁止されている。

絶対に接続してはならない対象は以下の通りだ。

  • ガス管への接続(絶対禁止):ガス漏れ時にアース線から微小な火花が飛んだ場合、引火・爆発事故を引き起こす恐れがあり極めて危険。
  • 水道管への接続(絶対禁止):近年の水道配管は塩化ビニル管(樹脂製)が多く使われており、電気的に大地と接地していないためアースとして機能しない。また、金属管であっても配管工事業者が感電するリスクがある。
  • 避雷針用のアース(絶対禁止):落雷時に数万ボルトの雷サージ電流が電子レンジ側へ逆流し、機器の破壊や火災、室内の人体への直撃を招く。
  • 電話・通信線用のアース:通信障害の原因となり、高電圧侵入時の保護基準を満たしていない。

配線が届かない場合の電子レンジ アース線 延長 方法としては、ホームセンター等で「アース用IV線(緑色・1.25sq)」を購入し、リングスリーブや差込型コネクタで確実に結線した上で絶縁テープを巻く方法が正解だ。芯線同士を手でねじってビニールテープで巻くだけの簡易な延長は、経年劣化で接触不良を起こし火災原因となるため絶対に避けるべきである。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。