グラウトとは?モルタルとの決定的な違いや施工の注意点を解説

グラウトとは?モルタルとの決定的な違いや施工の注意点を解説

グラウトとは?モルタルとの決定的な違いや施工の注意点を解説に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

Q1:グラウト材はDIYでも購入・施工できますか?
A1:ホームセンターやネット通販で市販の「無収縮モルタル(無収縮グラウト材)」を購入して施工することは可能です。ただし、計量を正確に行うこと、一方向から流し込んで空気を抜くこと、下地に十分吸水させておくことの3点を徹底しないと強度不足になるため細心の注意を払ってください。

Q2:無収縮グラウト材は流し込んでからどれくらいで固まりますか?
A2:標準タイプの場合、打設後約24時間で実用的な初期強度(20〜30N/mm²程度)に達し、型枠の脱型が可能になります。最終的な設計強度(50〜80N/mm²以上)が発現するまでには標準養生で約28日を要します。急ぎの現場向けには数時間で強度が出る「超早強タイプ」も存在します。

Q3:グラウト注入で「空洞」ができてしまった場合はどうすればよいですか?
A3:打診検査や非破壊検査で内部の空洞(ジャンカ・未充填)が発覚した場合、放置すると耐力不足につながります。コア削孔を行って空気抜き管を設置し、低粘度のエポキシ樹脂グラウトなどを再注入して隙間を圧密補修する工法が一般的です。

Q4:冬期や寒冷地でのグラウト施工で気をつけるべき点は?
A4:気温が5℃以下になると水和反応が極端に遅れ、凍結による強度不良を起こすリスクが高まります。材料や混練水を温めて初期温度を確保する、保温養生シートで覆う、あるいは寒冷地用の耐寒グラウト材を採用するなどの防寒対策が不可欠です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。