「先ほど決済を済ませたはずなのに一覧に出てこない」「数か月前に買ったアイテムの履歴が丸ごと消去された」といった問い合わせは、カスタマーサポートやSNSのコミュニティでも頻繁に見受けられます。取材班の調査と公式ヘルプの仕様を照合すると、この現象には明確な4大要因が存在します。
最も頻発しているのが、ソーシャルログインの併用によるアカウントの取り違えです。ZOZOTOWNでは、従来のメールアドレスログインに加え、LINE、Yahoo! JAPAN ID、Apple ID、Googleアカウントなど多彩な認証方式を採用しています。特にiPhoneユーザーの間で多いのが、Apple IDログイン時に「メールを非公開」を選択したことで、ランダム生成されたリレーアドレス(privaterelay.appleid.com)で別アカウントが自動開設されてしまう事象です。普段と異なるログイン経路を選んだ結果、注文履歴が空っぽの新規アカウントを表示してしまい、「ZOZOTOWN購入履歴消えた」と錯覚してしまうケースが多発しています。
次に注意すべきは、会員登録なし購入履歴(ゲスト購入)の存在です。急ぎの買い物などでログインをスキップして決済した場合、その注文情報は会員IDに紐づかないため、マイページの注文履歴一覧には一切反映されません。また、アクセス集中時のサーバー負荷による「ZOZOTOWN注文履歴反映されない」現象も無視できません。特に還元率が跳ね上がる週末や大型セール期間中は、決済完了からデータベースへの書き込み完了まで15分から最長60分程度の遅延が発生することが公式発表でも確認されています。
見落とされがちなのが、3Dセキュア(本人認証サービス)やコード決済の通信寸断です。購入完了画面が表示される前にブラウザを閉じたり、通信が不安定になったりすると、オーソリ(与信枠確保)だけが通過し、EC側の注文確定処理がロールバック(取り消し)されることがあります。この場合、注文そのものが成立していません。