猫が脱走した際、自力で帰還するか保護できる確率は、飼育環境(完全室内飼いか外往来自由か)および経過日数によって大きく変動します。米国の動物福祉研究機関や日本の民間ペット探偵社の追跡データによると、完全室内飼いの猫が脱走した場合、初動72時間以内の発見率は約75〜80%と高い水準を維持しています。しかし、1週間を経過すると発見率は50%を割り込み、1ヶ月を超えると自力帰還の確率は10%前後にまで落ち込みます。
完全室内飼いの猫が自力で戻ってくる日数としては、脱走当日から3日以内がボリュームゾーンです。外の環境に極度の恐怖を感じているため、最初の2〜3日は飲まず食わずで身を潜め、極度の空腹や喉の渇きに耐えかねて動き出すのが4日目前後となります。このタイミングで自宅の扉や窓が開いていれば自力で滑り込むケースもありますが、そのままパニックで遠方へ逃走してしまうリスクも隣り合わせです。