夏帆さんのキャリアを振り返ると、ヘアスタイルの変化は彼女の女優としての進化そのものと重なります。ティーン向けファッション誌の専属モデルや、映画『天然コケッコー』などで見せた初期のトレードマークは、黒髪のサラサラストレートロングに重めのぱっつん前髪でした。当時のスタイルは王道の清純派美少女像を象徴しており、今なおファンの間で語り草となっています。
転機となったのは2015年の映画『海街diary』前後です。ロングヘアにニュアンスパーマを当てた無造作なウェーブヘアを披露し、少女から大人の女性へとイメージを一新しました。その後、2010年代後半からショートやボブへと大胆にレングスをカット。短髪でありながら決してボーイッシュになりすぎず、女性らしい柔らかさと洗練されたモード感を漂わせる独自の「夏帆スタイル」を確立しました。
2020年代以降は、ドラマ『silent』でのシャープなハンサムショートや、『ブラッシュアップライフ』での親しみやすい丸みショートボブ、そして2025年の主演ドラマ『じゃああんたが作ってみろよ』での個性的な前髪とレイヤースタイルなど、常にトレンドの半歩先を行くスタイルを発信し続けています。