紅しょうがのキャリアにおける最大の転換点は、2023年12月に開催された『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』での悲願の優勝です。過去4度の決勝進出で悔し涙を飲んできた2人が、5度目の挑戦でついに第7代目王者の座を勝ち取った瞬間は、多くの芸人仲間やファンを感動の渦に巻き込みました。
大会直前の2023年春に大阪の「よしもと漫才劇場」を卒業し、活動拠点を東京・渋谷の「ヨシモト∞ホール」へ移した決断は、コンビにとって大きな賭けでした。しかし上京直後のビッグタイトル獲得によって知名度は一気に全国区へと拡大。優勝賞金1,000万円と日本テレビ系の人気番組出演権を獲得し、名実ともにトップランナーの仲間入りを果たしました。
相方の稲田美紀とは、ボケとツッコミという枠組みを超え、互いの私生活や恋愛観を熟知した「大人のシスターフッド(女性同士の連帯)」とも呼べる唯一無二の関係性を築いています。婚活に奮闘する稲田と、欲望に忠実でマイペースな熊元プロレスという対比構造が、トーク番組やポッドキャストで抜群のシナジーを発揮しています。