「ネットで話題の『おかわりもいいぞ』の元ネタとは一体なぜ?誰のセリフなのか、発祥となった作品やキャラクターの真相を徹底調査!SNSや掲示板で流行した理由や正しい使い方まで網羅。気になる元ネタの決定的な詳細を今すぐチェック!」という読者の疑問に結論から答えるなら、「特定の有名漫画やアニメで、主要キャラクターが一言一句違わずに放った単一の公式名セリフ」ではありません。ネット上で「絶対にあの作品のセリフだ」と信じられている記憶の多くは、パロディ改変や二次創作によって後天的に植え付けられたものです。
調査の過程で最も多く名前が挙がるのが、名作グルメ漫画『美味しんぼ』です。頑固一徹な美食家・海原雄山や、人情味あふれる大衆食堂の店主が「おかわりもいいぞ」と優しく、あるいは威圧的に声をかけるシーンを連想する読者が後を絶ちません。初期のエピソード(トンカツ大作戦など)や定食を囲む温かいシーンとコラ画像文化が結びつき、「美味しんぼのセリフに違いない」という強固なパブリックイメージが形成されました。
映像分野で決定的な発火点となったのが、劇場版『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(1993年公開)に登場するパラガスにまつわる二次創作文化です。動画投稿サイト「ニコニコ動画」を中心に2000年代後半から一大ブームを巻き起こした「ブロリーMAD」において、パラガスがベジータをもてなす宴席のセリフ「もう一杯どうだ?」や、奴隷であるシャモ星人を酷使・嘲弄するシーンが徹底的に切り貼りされ、「おかわりもいいぞ!」という改変セリフが素材として定着しました。このMAD文化を通じ、10代から20代のネットユーザーへ「パラガスのネタ台詞」として刷り込まれていった経緯があります。