キスショットの正体と凄絶な過去|名前の由来から忍野忍への変遷を解剖

キスショットの正体と凄絶な過去|名前の由来から忍野忍への変遷を解剖

キスショットの正体と凄絶な過去|名前の由来から忍野忍への変遷を解剖の主要なニュースを専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。

キスショットの600年の生涯において、眷属(血を分けた吸血鬼)となった人間は歴史上たったの2名しか存在しません。その2人の辿った運命の違いが、彼女の精神構造を決定づけました。

400年前の悲劇:初代怪異殺し「死屍累生死郎」

約400年前、日本に降り立ったキスショットが初めて眷属にしたのが武士・死屍累生死郎(ししるい せいしろう)です。彼らは当初行動を共にし、怪異を退治するコンビとして祀られましたが、神として崇められたキスショットが周囲のエネルギーを吸い尽くす「暗闇」の出現を引き起こします。生死郎は日光に身を投げて自害し、灰となって消え去りました。この初代眷属の悲惨な死が、キスショットの心に消えないトラウマを残すことになりました。

春休みの遭遇:二代目眷属「阿良々木暦」

初代の死から400年後、死に場所を求めて再び日本を訪れたキスショットは、専門家3人(ドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッター)に四肢を奪われ、地下鉄の駅で死に瀕していました。そこに偶然居合わせたのが高校2年生の阿良々木暦です。

暦は自らの命を差し出して彼女を救い、眷属となりました。『傷物語』のクライマックスにおいて、キスショットの真意(暦を人間に戻すために自ら暦に殺されようとしていたこと)を知った暦は、彼女を殺すことも完全に助けることも拒否。「お互いの力を極限まで削ぎ落とし、傷を舐め合いながら生き続ける」という歪な主従関係を選択しました。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。