欧米やアジアからの個人旅行客(FIT)が増加する中、このローカル線は地方創生の強力な牽引役となっている。終着駅である島根県津和野町は「山陰の小京都」として人気を集めるが、SLの運行日に合わせて街全体で歓迎イベントを開催している。
地元の銘酒や鮎料理、瓦そばといったご当地グルメとのコラボレーション企画も充実。乗客が途中下車して沿線の観光スポットを回遊する仕組みが整えられたことで、地域経済への波及効果は過去最高レベルに達している。単なる通過点ではなく、滞在型の観光モデルとして大成功を収めているのだ。