有田氏のキャリアを語る上で外せないのが、1990年代のオウム真理教事件における報道活動です。地下鉄サリン事件の前後、ワイドショーのスタジオで教団幹部と直接対峙し、危険を顧みずに事件の裏側を暴き続けた姿は多くの視聴者に強いインパクトを残しました。
さらに遡れば、有田氏の追及報道の原点は1980年代後半からの旧統一教会問題にあります。霊感商法や合同結婚式の実態をいち早く告発し、被害者の脱会支援や救済活動に尽力してきました。2022年の安倍元首相銃撃事件以降、旧統一教会と政治の関係が社会問題として再燃した際、30年以上前の取材メモや膨大な資料をもとにメディアで解説を行えたのは、彼が長年蓄積してきた一次情報があったからに他なりません。
出版社勤務を経てフリーランスとして培った徹底的な現場取材とファクト重視の姿勢こそが、後の国会議員転身へとつながる太いバックボーンとなっています。