二子玉川駅周辺の再開発は、東京都と世田谷区、東急電鉄などが推進した「二子玉川東地区第一種市街地再開発事業」として計画され、2011年の二子玉川ライズ・ショッピングセンター開業を皮切りに、2015年には高層住宅やオフィス、ホテルを含む複合街区が全面開業した。この一連の開発は、単なる駅前の商業集積ではなく、都市計画道路の整備や駅前広場の拡張、洪水対策としての堤防強化など、公共的なインフラ改善を伴う点が特筆される。公式発表資料や報道各社の取材データによれば、再開発前後で駅周辺の歩行者数は大幅に増加し、商業施設の集客力は現在も拡大傾向にあるという。
東急電鉄公式サイトの駅構内図を確認すると、二子玉川駅は田園都市線と大井町線の2路線が乗り入れ、ホームは高架構造でバリアフリー設備も充実している。改札口は「中央口」「ライズ口」の2系統が設けられ、ライズ口からは商業施設へ直結。雨の日でもほぼ濡れずに買い物へ向かえる動線が整備されている。この「駅と商業施設のシームレスな接続」は、再開発による最も分かりやすい変化の一つといえる。