女優・小林涼子の名を日本中に轟かせた決定打といえば、2008年に放送されたTBS系ドラマ『魔王』です。大野智さんと生田斗真さんがダブル主演を務めたサスペンスの名作において、タロットカードの使い手でサイコメトリー能力を持つヒロイン・咲田しおり役を熱演。透明感あふれる儚げな美しさと、哀しい運命に立ち向かう凛とした佇まいは、今なお伝説的なヒロイン像として語り継がれています。
その後も映画や舞台、連続ドラマで着実にキャリアを重ね、2024年のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、主人公・猪爪寅子たちの先輩にあたる女性弁護士・久保田聡子役を好演。女性の権利や社会進出の黎明期を戦うパイオニアとしての誇りと苦悩を圧倒的な説得力で表現し、SNS上でも大きな反響を呼びました。
若き日の可憐なイメージから、年齢と経験を重ねるごとに「自立した強い女性像」を体現できる稀有なバイプレイヤーへと進化を遂げています。