縄手通りから女鳥羽川に架かる橋を渡ると、風景は一変します。白と黒の幾何学模様が美しい「なまこ壁」の土蔵が立ち並ぶ中町通りは、かつて酒造業や呉服問屋で栄えた商業の中心地。歴史ある商家をリノベーションしたハイセンスなショップが集まる、屈指の中町通りグルメエリアです。
本格的な食事を求めるなら、職人が手打ちする信州そば名店への立ち寄りは欠かせません。安曇野の清らかな伏流水でキリリと締められた十割そばや二八そばは、手繰った瞬間に清々しい蕎麦の香りが鼻腔をくすぐります。食べ歩き旅の合間に、冷たいもりそばをサッと手繰る贅沢は信州ならではの体験です。
そして今、多くの観光客を虜にしているのが城下町スイーツ食べ歩きのトレンドです。信州特産のリンゴや杏、地元乳業の新鮮なミルクを贅沢に使ったスイーツが、土蔵造りの趣ある店内でテイクアウト用に販売されています。老舗和菓子店が仕掛ける伝統とモダンが融合した創作和菓子や、焼き立てのアップルパイなど、歴史ある景観と最先端のパティスリー技術が織りなす極上の味わいが揃っています。