Q1:ナメクジを誤って素手で触ってしまいました。すぐに病院へ行くべきですか?
A1:傷のない皮膚で触れた直後であれば、直ちに石鹸と流水で入念に手を洗えば過度に恐れる必要はありません。ただし、触れた手で口や目を触ってしまった可能性があったり、1〜3週間後に激しい頭痛、発熱、首の痛み、吐き気などの症状が現れた場合は、速やかに感染症科や神経内科を受診し「ナメクジに接触した」旨を医師に明確に伝えてください。
Q2:犬や猫などのペットも広東住血線虫に感染しますか?
A2:感染します。犬が散歩中にナメクジやカタツムリを誤飲したり、付着した草を食べたりすることで感染し、後躯麻痺や激しい神経痛、運動失調を引き起こす症例が獣医療でも報告されています。散歩中の拾い食いを防止し、屋外に放置したペット用フード皿にナメクジが侵入しないよう衛生管理を徹底してください。
Q3:感染が疑われる場合、何科を受診すれば良いですか?
A3:成人の場合は「感染症内科」または「脳神経内科」、小児の場合は「小児科」を受診してください。受診時には、いつ・どこで・何に接触したか(ナメクジを触った、生野菜を食べた、沖縄等の流行地に滞在した等)の経緯を正確に伝えることが、早期の確定診断(髄液検査の実施)に不可欠です。