少女漫画の枠組みを遥かに超えた重厚な世界観と緻密な心理描写で読者を魅了してきた本作ですが、公式発表や『花とゆめ』本誌の告知において、物語が決定的なフィナーレへと向かっていることは明白です。過酷な南戒との大戦、高華国内部の権力構造の再編、そして緋龍王伝説にまつわる因縁の開示を経て、ピースはすべて出揃いました。
単行本の発行巻数は40巻を超え、ファンの間では「単行本最終巻は何巻になるのか」という議論が絶えません。近年のエピソード密度と1巻あたりの収録話数を考慮すると、物語のグランドフィナーレは45巻前後の構成で美しく着地する公算が高いと見られています。原作者・草凪みずほ氏の妥協なき筆致は、すべての登場人物が自らの意志で道を選ぶ瞬間を逃さず描き切ろうとしています。