借金返済が進む一方で、二人の関係には修復不可能な溝が生じていました。細木氏のプロデュースや債務処理能力は卓越していたものの、その手法は極めて強権的であり、島倉さんの仕事の決定権や私生活まで完全に掌握しようとしたことが引き金となります。
さらに、興行のギャランティの分配や事務所の主導権を巡る金銭トラブルが重なり、島倉さん側は「救ってもらった恩はあるが、人間としての尊厳や自由まで奪われている」と精神的限界に達しました。結果として、島倉さんは細木氏との契約を一方的に解除し、完全な絶縁を選択。恩人への感謝と同時に、深いトラウマを残す結末となりました。