コートハウスとは?中庭住宅の後悔と魅力・費用相場を徹底解説

コートハウスとは?中庭住宅の後悔と魅力・費用相場を徹底解説

コートハウスとは?中庭住宅の後悔と魅力・費用相場を徹底解説の背景について、専門知識を基に徹底解説します。

一方で、憧れだけで建ててしまい、数年後にコートハウス デメリット 後悔を訴える声も少なくありません。住まい手の実体験や住宅瑕疵の相談事例を検証すると、設計段階で見落とされがちな落とし穴が浮かび上がってきます。

最も深刻な後悔として挙げられるのが、「冬の寒さと冷暖房効率の低下」です。中庭を作ることで外壁面積と窓ガラスの総面積が通常の住宅の1.5倍近くに増大します。トリプルガラスや高断熱サッシを採用しなければ、冬場に中庭側の巨大な窓から熱が逃げ、家全体が冷え切ってしまう現象が起きます。「リビングは暖かいが、中庭を挟んだ廊下や寝室への移動が寒すぎる」という声は典型的な失敗例です。

次に挙げられるのが、「生活動線・家事動線の長さ」です。特にロの字型住宅の場合、中庭を迂回して反対側の部屋へ移動しなければならず、「キッチンから洗濯機、物干しスペースへの移動距離が長くて毎日の家事が苦痛」というストレスが生じがちです。回遊性を持たせるあまり、無駄な廊下面積が増えて居住空間が圧迫されるケースもあります。

さらに、建築後の維持管理の手間も見逃せません。中庭のガラス面が多いため窓拭きの労力が倍増するほか、外壁の塗り替えやメンテナンス時に足場を中庭内部に組む必要が生じ、将来的な修繕費用が割高になる傾向があります。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。