日本のプロ野球ファンにとって歯がゆいのは、佐々木がどれほど日本球界への愛着を持っていたとしても、「行きたい球団を自ら選べない」現行ドラフトの構造だ。過去の歴史を振り返っても、海外進学組がNPB入りを希望した場合、12球団によるくじ引きやウェーバー順での指名が待っている。
もしソフトバンクがドラフト1位で単独入札を試みたとしても、他球団が競合を恐れずに特攻指名してくるリスクは極めて高い。強打の内野手を欲する読売ジャイアンツや阪神タイガースといったセ・リーグのメガクラブ、さらには地元東北の東北楽天ゴールデンイーグルスも指名合戦に名乗りを上げる可能性は捨てきれない。