セミの顔は怖い?かわいい?額の赤い点と目の数5つの秘密を徹底解剖

セミの顔は怖い?かわいい?額の赤い点と目の数5つの秘密を徹底解剖

セミの顔は怖い?かわいい?額の赤い点と目の数5つの秘密を徹底解剖に関する主要な事実を徹底的にまとめました。最新データをチェックしましょう。

一口に「セミの顔」と言っても、街中や森林で見かける代表的な種によって、フロントマスクの骨格や色彩は大きく異なります。日本の主要3種であるアブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミの顔貌を徹底比較したデータが以下の通りです。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価アブラゼミの顔の特徴頭幅:約11〜13mm
体色:赤褐色〜暗褐色
単眼:深みのあるルビー色都市部・公園で最も身近(生息比率約50〜70%)全体に渋い茶褐色で樹皮への擬態度が高い。頭盾の凹凸が穏やかで、親しみやすい顔つき。クマゼミの顔の特徴頭幅:約14〜16mm(国内最大級)
体色:漆黒に金色の微毛
単眼:鮮明に輝く鮮赤色西日本中心に生息(近年は温暖化で北上傾向)圧倒的な頭幅と突き出た複眼が特徴。重量感ある黒い装甲車のような迫真のマスク。ミンミンゼミの顔の特徴頭幅:約12〜14mm
体色:鮮やかな青緑色+黒斑
単眼:透明感ある赤〜琥珀色緑豊かな公園や丘陵地、冷涼地に多生エメラルドグリーンと黒の幾何学模様が美しく、複眼も青みを帯びるためSF的な美形。

このクマゼミとミンミンゼミの顔比較を行うと、生息環境や進化の方向性が顔の造形に色濃く反映されていることが分かります。南方由来で強靭な体躯を持つクマゼミは、太い幹から大量の樹液を吸うために頭盾筋が異常なほど発達しており、顔面の横幅が圧倒的です。一方のミンミンゼミは、広葉樹の青葉や苔むした樹皮に溶け込むため、顔面に鮮やかな青緑色の迷彩模様をまとっています。種ごとの違いを間近で観察すると、昆虫の多様性に驚かされるはずです。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。