御朱印帳の貼り方と順番完全ガイド!1ページ目の謎や寺社別の掟

御朱印帳の貼り方と順番完全ガイド!1ページ目の謎や寺社別の掟

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御朱印帳を手に入れた際、先輩の愛好家や授与所の神職から「最初の1ページ目(あるいは見開き2ページ分)は空けておいたほうがよい」と助言された経験を持つ方は多いはずです。これには日本の神道観における明確な理由が存在します。

御朱印帳の1ページ目を空ける理由は、日本全国の神社の中心である「伊勢神宮(正式名称:神宮)」の御朱印を最初にいただくための余白を残しておくという慣習によるものです。神道において、天照大御神をお祀りする皇大神宮(内宮)および豊受大御神をお祀りする豊受大神宮(外宮)は別格の尊号を持つ特別な存在と位置づけられています。

伝統的な作法にこだわる参拝者の間では、帳面の冒頭見開きを使って右側に「伊勢神宮 外宮」、左側に「伊勢神宮 内宮」の御朱印を並べて納める配置が最高位の様式美とされてきました。まだ伊勢神宮に参拝したことがない場合でも、将来の参拝を見越して冒頭を空けておき、2ページ目や3ページ目から通常の参拝記録を始めるのが古くからの習わしです。

すでに1ページ目に別の神社の御朱印をいただいてしまっている場合でも、買い直したり破棄したりする必要はまったくありません。伊勢神宮へ参拝した際に「伊勢神宮専用の御朱印帳」を現地で新調し、そこから新たな記録を始める参拝者も数多く存在します。形式にとらわれすぎて参拝の感謝を忘れてしまっては本末転倒です。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。