北天佑勝彦(本名:千葉勝彦)の妻である千葉栄美(えみ、旧姓・井上)さんは、結婚前からその圧倒的な容姿で注目を集めていた元モデルです。大手化粧品メーカーのキャンペーンガールやファッション誌のモデルとして第一線で活躍し、当時の芸能界・広告界でも広く知られた存在でした。
2人の出会いは、北天佑が大関として脂の乗っていた1980年代半ば。後援関係者が主催した食事の席で知り合い、互いに一目惚れに近い形で惹かれ合ったと伝えられています。角界屈指の美男子力士とトップモデルの熱愛は当時、週刊誌やスポーツ紙で連日大きく報じられ、1986年の結婚披露宴はテレビ中継されるほどの社会現象となりました。
大関の妻、そして後には部屋を率いる「おかみさん」という重責を担うにあたり、栄美さんは華やかなモデル界から完全に身を引き、伝統ある角界の裏方として生きる決断を下しました。その潔い生き方と部屋の弟子たちへの温かな気配りは、当時の相撲関係者の間でも高く評価されていました。