結論から明示すれば、千葉県千葉市緑区あすみが丘6丁目に位置するワンハンドレッドヒルズに、木村拓哉氏の所有物件が存在した歴史はありません。法務局の不動産登記情報、地元不動産関係者へのヒアリング、さらには長年同エリアを定点観測してきた住宅ジャーナリストの調査においても、木村氏名義または関連会社名義の不動産取得記録は皆無です。
チバリーヒルズは1989年、東急不動産が総工費数百億円規模を投じて開発をスタートしたバブル期高級住宅街の最高峰でした。一区画あたりの敷地面積は平均1,500平方メートルから3,000平方メートル(約500坪〜1,000坪)、延床面積も400平方メートルを超え、分譲当時の販売価格は5億円から15億円という天文学的な設定でした。
こうした規格外のスケールゆえに、当時のワイドショーや週刊誌はこぞって「日本のビバリーヒルズ」として特集を組みました。その結果、世間には「日本で最も華やかな大スター=木村拓哉」と「日本で最も派手な高級住宅街=チバリーヒルズ」という2つの記号が、事実無根のまま結びつけられる土壌が整ってしまったのです。