10代前半でデビューを果たしたものの、当初からすべてが順風満帆だったわけではない。オーディションに落ち続け、悔し涙を流す日々に寄り添い続けたのは他でもない家族だった。
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』でヒロインに抜擢された際も、実家からは温かいエールが送られた。また、大河ドラマ『光る君へ』で悲運の妃・藤原定子を圧倒的な格調高さで演じ切った際にも、幼少期から養われた古典や舞台芸術への深い理解が生きていたとされる。実家の豊かな経済的・精神的バックボーンがあったからこそ、彼女は目先の成功に焦ることなく、表現者としての牙城をじっくりと築くことができたのだ。