ちびまる子ちゃん声優の死亡一覧|Tarakoや歴代後任の現在

ちびまる子ちゃん声優の死亡一覧|Tarakoや歴代後任の現在

ちびまる子ちゃん声優の死亡一覧|Tarakoや歴代後任の現在の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

まる子本人だけでなく、さくら家の日常を形作る家族たちにも、別れの歴史が刻まれています。なかでもファンに大きな悲しみをもたらしたのが、まる子のお姉ちゃん(さくらさきこ)役を務めた水谷優子さんの早すぎる逝去でした。

水谷さんは2016年5月17日、乳がんのため51歳の若さで他界されました。冷静沈着で秀樹(西城秀樹)ファンの現実主義者でありながら、時にまる子と取っ組み合いの喧嘩をし、時には妹を温かく見守る姉の姿を、艶のある声で見事に表現していました。病魔と闘いながら亡くなる直前まで収録に参加しており、遺作となった放送回でもその声には一点の曇りもありませんでした。後任の豊嶋真千子さんは、水谷さんが作り上げた「しっかり者のお姉ちゃん」像を壊すことなく、繊細にバトンを引き継ぎました。

また、まる子の最大の理解者であるおじいちゃん・さくら友蔵の変遷も、声優界の歴史そのものです。

初代友蔵を務めたのは、『宇宙戦艦ヤマト』の古代進役などで知られる名優・富山敬さんでした。穏やかで少し間の抜けた愛らしい友蔵を演じましたが、1995年9月、膵臓がんのため56歳で急逝。突然の訃報を受け、急遽2代目を引き継いだのが青野武さんでした。

青野さんは富山さんの優しさを踏襲しつつ、「友蔵 心の俳句」におけるドラマチックな語り口を確立。友蔵というキャラクターの哀愁とユーモアを一段と引き上げました。しかし青野さんも2010年5月、脳梗塞で倒れ降板。過酷な闘病生活の末、2012年4月に75歳で他界されました。その後を引き継いだ島田敏さんは、青年時代から青野さんを深く敬愛していた間柄であり、「青野さんの魂を受け止めて演じる」と語った言葉通り、現在も茶の間に笑顔を届けています。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。